2025年は、1月早々に「マラソンフェスティバル in 国営昭和記念公園 2025」に参加するという、これまでの自分からは想像できないスタートとなりました。
教会のお友達が声をかけてくれたのをきっかけに、今までやったことのない10kmマラソンに思い切ってチャレンジすることにしました。
昨年までのマラソン最長記録は5km。
(その5kmも、教会のお友達がきっかけで「第59回UPRUN葛飾区荒川河川敷堀切橋マラソン大会」5kmの部に参加したのですが、かなりきつかった記憶があります。10kmなんてとんでもない、絶対に走れないと当時は思っていました。)
私は、これまで走ることや運動全般を積極的にしてきたわけではなく、どちらかというと運動が好きなタイプではありません。
そんな私が10kmマラソンに挑戦することになったのです。
大会直前まで、10km走れなかったら途中で歩いてでも完走できればいいかなぁ、とゆるっと考えていました。
しかし、大会の詳細を前日にあらためてよく読んでみたら……。
「あ、この大会、制限時間があるんだ」と前日に気づきました。(知らなかった〜!!ちゃんと見てなかっただけ〜!!)
これは大変だ、完走できないかも…。不安が一気に押し寄せましたが、すでにエントリーも済ませていたので、とにかく参加することにしました。
いよいよ当日、大会会場の国営昭和記念公園に足を運ぶと、思った以上に多くの方々が参加していて驚きました。
大会の雰囲気はとても心地よく、特に多くのボランティアスタッフの皆さんの支えによって大会が成り立っていることに、自然と感謝の思いが湧いてきました。
自然豊かな昭和記念公園を走るのは気持ちが良さそうだと、少し前向きな気持ちになれました。
ドキドキしながらスタート地点に立ち、一斉に走り始めました。
ところが、スタートしてそれほど時間が経たないうちに、早くも苦しくなってきました。
「こんな状態で10kmも大丈夫かな」と不安な気持ちを抱えながら走りました。
この大会は、昭和記念公園を2周するコースでした。まず5km地点に到達するまでが、あまりにも長く感じられ、歩きそうになりましたが、何とか歩かずに1周することができました。
しかし、この状態でもう1周走るのは……無理なのでは、と正直思いながら2周目に突入。
2周目はふらふらで、だんだん頭が空っぽの状態になっていきました。その中で、ただ神様に感謝しながら走っていました。
そして、無事に制限時間内でゴールすることができました。

苦しさの中で、自分の力ではなく、神様に支えられて走っていることを感じ、40代最後に、限界を超える新たな挑戦ができたことを、心から感謝しています。








